理事長基本方針


 chairman.jpg明るい豊かなまちの実現を目指す社団法人八戸青年会議所は、「ラブはちのへ」運動の理念を脈々と受け繋ぎながら、本年、創立51年目の幕開けとなります。

100年に一度と言われる世界同時不況は、この運動が生まれた時代背景に似ています。あらためて青年経済人として社会的責任を自覚することが重要です。人として大切な利他の精神を目覚めさせながら、このまちを取り巻く状況を、鳥の目(大局を見る)、虫の目(現場を見る)、魚の目(流れを見る)とあらゆる視点から、真剣に考え行動する必要があります。

先行き不透明な混沌とした時代だからこそ、日本に青年会議所運動の灯が燈された時代から繋がる青年としての情熱を自らの心の中に燃え上がらせましょう。社会の変革は自らの変革と捉え、Jayceeとして八戸青年会議所メンバー一丸となって、まちに「夢」や「希望」の種を蒔いていく一年にしていきましょう。

 

社会の公器たる企業を守るため、我々は時代の流れに翻弄され人としての本質を見失うことなく、経営感覚を持った企業リーダーとしての資質を向上させなければなりません。このまちを明るく豊かにするためJCで学び、企業・家庭・地域で実践しましょう。それは従業員・家族、そして愛する地域を守ることに繋がります。組織は人が作り上げていくものであり、人が組織を変えるのです。修練・奉仕・友情のJC三信条のもと個人の資質を高めることは組織強化に繋がり、この組織力をもって事業を展開していくことで、我々の活動が理解され志高い多くの仲間が誕生すると信じます。

我々は「まちはそこに住む人の意識以上にはよくならない」というまちづくりの考えのもと市民意識高揚運動を展開してきました。故郷の過去から現在を知り問題を明確にすることで、明日に夢や希望を見出せます。誇りある“つよいまち”にしていく為に多くの市民と時間を共有し語り合い、このまちの未来へ繋がる明日を創造していきましょう。

また、まちづくり運動の中でのまちの範囲を考えたとき、行政枠に捉われず同じ文化や風土の中で発展してきた生活圏が大切であると「南部州構想」を推進してきました。南部州という快適で自立した生活圏を実現するため、住民や関係諸団体と共に、平成の大合併の検証や道州制・北東北三県合併構想なども視野に入れ、調査・研究することが必要です。

社会構造の変化により、少子化・核家族化の進行は家族間でも会話が減少し、地域の子は地域で育てるといった、従来地域社会が持っていた役割の低下などローカルコミュニティーが希薄化し、心が孤立した子どもが増えています。子どもは自分の可能性を信じ、未来に夢や希望を抱いています。小さな夢から大きな夢へと育むのは、子どもの近くにいる大人の責任です。愛する故郷を次代へ託していく責任ある大人として、地域の力で未来へ向けて大きな夢や希望溢れた活力ある子どもを育てていきましょう。

国の重要無形民俗文化財である「八戸三社大祭」は、まちの魅力のひとつとして新たな方向性を見出そうとしています。お祭り中日の活性化を目的として開催されてきた「おまつり広場」も多くの市民が参画できる場へと発展しております。本年も諸団体と連携を図り、まちの新たな可能性を模索しながら市民参画実行委員会やボランティアの方々と共に企画・開催していきます。自らが率先して行動することは、次代の市民リーダーを育てます。改めてボランティア精神について共に考えていきたいと思います。

おまつり広場と同様に多くの市民が楽しみにしている「八戸花火大会」に昨年は周年事業のひとつとして参画し新たな諸団体とのネットワークを構築する事ができ、海から拓け海とともに発展してきたまち八戸の魅力を体感する事ができました。まちへの愛着心を醸成できるよう多くの諸団体や市民の方々と連携し八戸の魅力を模索し発信していくことは、このまちを新たなるステージへ進化させる可能性を秘めています。

近年はそれぞれの分野で専門性に長けた団体の活動は高く評価され、「JCもある時代」と耳にすることがあります。まちづくりをおこなう市民リーダーとしての使命感を持ち、青年会議所が地域に必要とされる存在であり続けるために公益社団法人格取得は必須です。2013年までに移行する重要な一年と位置づけ公益性を重視した事業を展開していきます。

半世紀に亘りまちづくりを行ってきた八戸青年会議所はこれからの半世紀を見据えた中で、愛する故郷の未来を具体的に創造していく必要があります。向日葵の種からは向日葵、バラの種からはバラが芽生えます。我々は志同じくする仲間と共に愛する故郷に何の種を蒔くのかをしっかりと議論し、未来に明るく豊かな花を咲かせる為に、まちに「夢」や「希望」の種を蒔きましょう。焦らず・気負わず・怠らず、そして妥協せず。明日の為に、未来の為に大いに夢を語り行動していきましょう。

 

【重点テーマ】


☆自己改革の実践による組織強化
☆まちに「夢」や「希望」の種を蒔く運動の展開

 

【重点事業】

☆公益社団法人格取得に向けた公益事業の拡大
☆組織力を活かした積極的な会員拡大
☆自己改革のための資質向上セミナーの開催
☆活力ある子どもを育む青少年事業の開催
☆(仮)「第33回おまつり広場」の開催
☆まちへの愛着心を醸成する事業の展開
☆快適自立生活圏実現へ向けた調査・研究
☆映像「誇りと絆」を活用した市民意識高揚運動