理事長基本方針


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「明るい豊かな社会」の実現を目指し活動している私たちは、自分自身のあり方や生き方を真剣に考える自分づくりを忘れてはなりません。見識と品格ある青年であってこそ、私たちの発言や行動に説得力が生まれるのです。その上で、私たちは素直な心でまちを見つめ、地域社会の発展と会員の資質向上を目的とした青年会議所の本質を見失うことなく、自らが率先して行動することが重要です。また私たちは、まちはそこに住む人の意識以上に良くならないという考えから「ラブはちのへ」運動を長年に亘り市民と共に展開しています。このまちに生まれて良かった、このまちに住んで良かったと心から思えるまちにするべく、本年は「まちの魅力の向上」「安心」「環境」そして「教育・ひとづくり」の4つの柱で市民と共にまちづくりに取り組みます。

八戸市は種差海岸をはじめとする豊かな自然を有しており、私たちの暮らしや社会に密接に関係しています。近年、世界各地で起こっている異常気象などの原因として考えられる地球温暖化の問題は、身近な自然環境にも影響を与えかねません。現状のまま進めば、生態系が温暖化のスピードに追い付かず、水不足や食料枯渇など多くの影響が起こり得ると言われています。水や食べ物は自然の恵みによってつくりだされており、人は自然に生かされています。今私たちに求められているのは、世代を超えて生態系・経済・人間社会のバランスの取れた持続可能な社会を形成することです。私たちは身近なことから始め、環境への意識を高めていくことが大切です。

昨今、全国各地で多発している親子間での事件が報道されるたびに心が痛みます。このような現代社会において、親や身近な大人が子どもに注ぐ「愛情」の大切さを今一度真剣に考えなければなりません。また、核家族化の進行により孤立した子どもが増えています。子どもが悩みを抱えた時に、心を開き相談できる大人が必要です。今、学校や家庭では防犯上の理由により、知らない人との接し方に注意を促す程、安心・安全が脅かされる社会となっています。このような中で、近隣に住む大人を知らない子どもが多い様に感じます。私たちが日々の生活の中で地域の子どもに気を配り、挨拶を交わすなどコミュニケーションを図ることで、子どもに安心感を与えます。地域の子どもは地域で育てるという従来からあるコミュニティーを改めて大切にし、全ての子どもへの「愛情」を育むことが、「笑顔」溢れる安心な社会を築く第一歩です。
そして、子どもはこのまちの未来そのものです。私たちは子どもの可能性を信じ、多くの気付きを与えながらしっかりと導くことが大切です。子どもが故郷への愛着心を育み、夢や目標に向かって努力することで活力ある子どもへと育っていきます。

東北新幹線全線開業という転機を迎えた今、まちの魅力の更なる向上を図り、全国に発信していく必要があります。八戸三社大祭の期間中に開催しているおまつり広場は、中日の活性化を目的に始まり、現在では多くの市民ボランティアが参加して頂ける事業へと成長しました。本年は八戸らしさを大切にし、市民や観光客が楽しみながらまちへの愛着を感じて頂けるおまつり広場を開催します。また、八戸市は第1回冬季国体スケート競技会が開催された冬季国体発祥の地であり、スケートが市民に親しまれていることから氷都八戸と呼ばれてきました。第66回冬季国体スケート・アイスホッケー競技会が八戸市で開催される本年、氷都八戸の魅力を多くの方々に発信します。そして、まちの魅力を模索し向上させることは、まちへの愛着心を育み、故郷への誇りを持つことに繋がります。

私たちの住む八戸市は県境に位置し、その生活・文化・経済圏は県境を越え広域に及んでいます。広域でのまちづくりを考える上で重要なのは、それぞれのまちが特色を活かし合いながら活性化することです。本年は、地域ブランドの構築に向けた調査研究をし、まちの活性化を目指し具体的に行動します。地域ブランドとは、自然・歴史・文化・産業そして人から、地域アイデンティティーを見出し、社会のニーズとすり合わせることによって、地域そのものをブランド化することです。私たちが地域資産を掘り起こし広く発信することで、まちが活性化し、その繋がりが広域の活性化になると考えます。

地方都市が抱える問題として人口流出や少子高齢化社会の進行が挙げられます。このような社会情勢の中で、若い世代がこの地域で学び、働き、家庭を築くことができる社会を実現する為には、活気に満ち溢れたまちにしていく必要があります。その為に、このまちの可能性と若い世代の感性を活かし、まちや人との繋がりをより強固にしていきましょう。

現在、公益法人制度改革が行われており、私たちは公益性を有する社団法人としてのあるべき姿を検討し、これまで準備を進めてきました。公益社団法人格を取得することは、市民やまちの為に更に公益性の高い事業を構築することに繋がります。守るべきは継続し、変えるべきは変革しながら、更に公益性の高い組織に進化します。

まちは市民の想いの集まりです。私たちが妥協することなく議論を重ね、率先して行動することで市民の心にまちへの想いが伝わります。そして、志を同じくする仲間との友情は一度しかない人生において何ものにも代えがたい心の支えと勇気の源となります。
市民が心から幸せを感じ、未来への希望を持つことができる「愛情と笑顔溢れるまち」を目指し、共に行動しましょう。

 

《重点テーマ》
☆「愛情と笑顔溢れるまち」を目指した運動展開
☆まちの環境に配慮した運動展開

《重点事業》
☆公益社団法人格取得に向けた公益事業の拡大
☆全員で取り組む会員拡大
☆次代を担う見識と品格ある人材を育成するセミナーの開催
☆活力ある子どもを育成する(仮称)「ゆめみらい塾」の開催
☆コミュニティーを大切にした(仮称)「こころ育成事業」の開催
☆八戸らしさを大切にした(仮称)「第34回おまつり広場」の開催
☆まちの魅力を模索し向上する事業の開催
☆地域ブランドの構築に向けた調査研究
☆まちや人との繋がりをより強固にする(仮称)「市民の夕べ」の開催
☆青森ブロック会員大会への全員参加