公益社団法人 八戸青年会議所

理事長基本方針

 
理事長基本方針

■巻き興せ!ワクワクのムーブメント

八戸青年会議所は、創立以来59年に亘り明るい豊かなまちの実現を目指し地域に根差した運動を続けてきた。中でも1975年に誕生した「ラブはちのへ」運動は、市民の郷土愛の醸成から意識高揚につなげるべく、私たちの運動の根幹として連綿と受け継がれている。現在、少子高齢化や労働力人口の流出が深刻な問題となっている地域社会にとって、「ラブはちのへ」を更に広く伝播し、まちのために活動する市民を増やすことが必要不可欠である。また、技術革新や価値観の多様化による世の中の変化は激しく、旧来のシステムやモデルが明日には通じなくなることも珍しくはない。変化に対応できなければやがて衰退するというのは、史実を紐解くと自明の理であり、その変化に対応した者だけが今を華めいている。そして、いつの時代も世の中に変革を巻き興してきたのは、威風堂々と次代に先駆ける若者だったのだ。社会は今、変革を求めている。既成概念が世の中に通用しなくなり始めた今だからこそ、若者らしい斬新なアイデアと大胆な行動力でまち全体にワクワクのムーブメントを巻き興し、まちに希望を抱く市民を増やそう。

■斬新なアイデアとまちへの想いで突き進む

市民をワクワクさせるためには斬新なアイデアが必要となる。アイデアを生み出すきっかけは、まちの今を知ること、これまでの固定観念を崩し角度を変えてまちを見ること、外からの声を取り入れることである。受け継がれてきたこれまでの運動を振り返り、今と向き合うことは、まちの特性に改めて気づくチャンスである。市民は何に興味を示し、どのような声に耳を傾けるのか。自分たちの目と耳と足で徹底的に調査し、進むべき道を探ろう。固定観念を崩すとは、これまでの常識、慣習、観念などをかなぐり捨てて挑戦することである。型にはまったルーティンワークは自由な発想を生み出すための足かせとなってしまう。自分たちの信念に従って大胆に行動するからこそ、新たなアイデアが次々と生み出されるのだ。そして、外からの声ほどアイデアを生み出す源泉となるものはない。青年会議所は全国にネットワークを持ち、会員相互の交流の機会に溢れているのが大きな魅力である。数多き出会いの中から、まちづくりへのヒントを見つけよう。また、近年では八戸三社大祭のユネスコ無形文化遺産登録や中核市への移行もあり、益々このまちに訪れる人が多くなることを期待されている。まちのことを外から褒められた時、市民はまちの歴史や長所などを語りだし、更に調べ、より知ろうとする。まちに自信を持つことは、必然的に郷土愛が深まることに繋がり、中から醸し出す意識の高揚よりも、外からの評価による意識変化のほうが、実は、はるかに郷土愛の醸成に影響を与えるのではないだろうか。外から注目される取り組みに挑戦し、郷土愛の醸成に繋げよう。斬新なアイデアと、まちを想う心がひとつになった時、市民はワクワクのムーブメントへ一歩踏み出すのである。

■郷土愛こそが未来への懸け橋

私たちが取り組むまちづくりは、郷土に根差し、未来を創造するものでなければならない。市民が普通に感じていることでも、外から見れば誇るべきものが多く点在している。とりわけ、まちに海があるのは誇るべきことであり、歴史や文化等、多くの物が海からやってきて、これまでたくさんのドラマを生み出してきた。私たちは、これからのまちづくりにもっと海を活かさなければならない。市民の心には精神母体として海が根付いており、海から広がってきたまちだからこそ、身近に感じることで郷土愛は更に深まるのである。また、このまちに点在する誇るべきまちの魅力と可能性を一番感じてほしいのが子ども達である。日常の生活や遊びの中で、まちの魅力に触れ、まちを知り、郷土愛を育むことは未来を生きていくための光明となる。子ども達を取り巻く環境を豊かにし、伸び伸びと学ぶ心やまちを愛する心を地域全体で支えよう。まちを愛し、強く生き抜く力を秘めた子ども達が、未来のまちをワクワクさせるのである。

■日に新たな挑戦!

まちのために何か挑戦したいと奮起したならば、根拠や検証も当然大事だが、今の私たちにはもっとワクワクする心の高揚が必要だ。挑戦とは、自分次第で明日の結果がいくらでも変わってしまう情態のことを指し、そのような未来志向のポジティブな感情をワクワクと呼ぶ。直感を信じ、まずは、私たちがワクワクすることから始めよう。大人も子どももワクワクするものに興味を示し、熱く想い、直向きに汗を流す姿に心惹かれ、一人、また一人と巻き込まれていく。

斬新なアイデアをだそう
形にする力は持っている
あとは挑戦するかどうか

このまちだからできること、私たちだからできることが溢れている。
まちにたくさんのワクワクを生み出そう。
日に新たな挑戦こそが、まちを、そして未来を創るのである。

《重点テーマ》
まちにワクワクを 生み出す運動の展開